不動産投資のメリットとデメリットを解説!②

不動産投資のデメリット コラム

不動産投資のメリットとデメリットを解説!①では、不動産投資のメリットを解説しました。

今回は、不動産投資のデメリットとその対策について紹介していきます。

 

空室リスク

 

不動産投資における代表的なデメリットは、空室リスクです。不動産投資は物件を貸出し、入居者から家賃収入を得て利益を出すシステムです。空室が発生したとしても、住まいの維持管理費やローン返済は待ってもらえません。収益がないにも関わらず、支払いだけするような状況にもなりかねないでしょう。

 

<対策>

空室対策としては、空室を埋めるノウハウを身に付ける、立地があまりにも悪い物件は選ばない、サブリース契約を結ぶなどがあります。サブリース契約を結べば空室に悩まずに一定の収入を得られますが、収益性が下がるといったデメリットもあります。

 

滞納リスク

 

入居者がいても、家賃をきちんと支払ってもらえないなど、滞納されてしまえば収入が途絶えることになります。

空室は埋められればそれで解決ですが、滞納のケースは問題がある入居者に適当な処置をとる必要があるため、問題はより複雑です。

 

<対策>

入居者に保証会社加入を求めましょう。家賃保証会社に介入してもらえば、滞納があっても保証会社がすぐに代わって支払ってくれます。

 

修繕リスク

 

不動産投資では修繕リスクもあります。不動産が現物資産である以上、劣化は免れられません。割安の物件を見つけて購入してみたものの、中身がボロボロで修繕に何百万円もかかった…なんてことになってしまったら本末転倒です。

 

<対策>

古い物件は、一級建築士などプロに建物リスクを判定してもらいましょう。屋上防水をはじめ、外壁塗装、エレベーター、配管関係、耐震関係は特に注意したいポイントです。

 

資産価値変動リスク

 

不動産投資を行う際、ずっと物件を持ち続けるのでなければ最終的に売却することになります。その売却価格が大幅に下がってしまうと、損して終わってしまうことに。

 

<対策>

対策としては、売却を意識しながら管理を行う、6年以上保有してから長期譲渡のタイミングで売却するなどです。

 

流動性が低い

 

不動産は株式などと比較して流動性が低いというデメリットがあり、物件の状態や立地、市況によって中々売れないこともあります。

 

<対策>

都心部など、購入希望者が多い物件を選ぶことで流動性のリスクを避けられるでしょう。

 

まとめ

 

不動産のメリット、デメリットについて紹介してきました。

不動産投資はコツを抑えれば、ミドルリスク・ミドルリターンを狙える投資です。自己資金が多く、リターンを狙う投資を行いたいという人は不動産投資を始めてみてはいかがでしょうか。

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