不動産投資会社の面談・セミナーで注意したいこと

会議室 コラム

不動産投資を始めたいと思っている方は、投資会社を決めるため、投資を学ぶため、面談やセミナーに足を運んでみるといいでしょう。しかし、ネット上では評判の良さそうな会社でも、実際にセミナーなどに行くと印象が違った…ということもあるかもしれません。

今回は、悪質な業者に引っかからないためにも、面談・セミナーで気を付けたい点について紹介します。

資料を作る営業マン

 

複数社のセミナー情報を持ち帰り、比較検討する

 

セミナー情報は、「魅力的なのが当たり前」ということを念頭に置きましょう。初めから疑ってかかると、実際に参加した時の印象のギャップが大きくなり、正しい判断ができなくなる可能性があります。

騙そうとしているのでは…と見極めようとせず、いくつかの会社のセミナーに参加して、情報を比較検討してから何事も判断するようにしましょう。

 

有名な講師も信じすぎない

 

会社によっては、資産運用に大成功している有名な投資家が講師である場合もあります。有名な講師は話も上手なので、伝えられた情報が偏っていてもなかなか気づけないもの。そのため講師が有名な人だとしても安易に信じすぎず、一度家に情報を持ち帰って、冷静な状態で吟味してください。

 

自己資金0を大きく謳う会社は注意

 

「自己資金0で始められる」ということを謳うこと自体は悪くありませんが、それを大きく謳う会社は注意した方がいいでしょう。不動産投資のスタート時に、大半の人はローンを組みます。フルローンであれば、自己資金が0でもスタートすることが可能です。しかしローンは借金です。思ったように利益を上げられなかったりすると、返済できなくなるリスクがあります。

 

不労所得を前面に押し出すセミナーは注意

 

セミナーで「不労所得」という言葉を前面に押し出してくる会社は注意しましょう。比較的収益が安定傾向にあると言われる不動産投資でも、空室や価格低下などのリスクは存在します。メリットだけを掲げるセミナーには要注意です。

 

「購入するまでの話」が多い担当者は注意

 

不動産投資会社の営業スタッフの仕事は「物件を購入させること」です。しかし、投資家にとって物件の購入はスタートライン。「購入するまでの話」ばかりで「購入後の話」が少ない担当者では不安です。「購入後の話」も親身になって対応してくれるような、信頼できる担当者を見極めることが、成功への近道になるでしょう。

 

その場で購入しない

 

面談などに足を運んでみると、良さそうな物件に巡り合うかもしれません。しかし、どんなに魅力的な物件があったとしても、その場で購入は決めないでください。一度家に持ち帰ってじっくり吟味してみると、リスクなどが見えてくる可能性があります。

 

まとめ

 

不動産投資会社のセミナーや面談は、その会社を深く知ることができたり、ネット上ではわからなかった疑問や心配事が解決できるいい機会です。

複数社のセミナーに積極的に参加して、その場では決断せず情報を持ち帰り、家でじっくり比較検討してみてください。きっと自分に合った会社が見つかるはずです。

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