不動産投資を成功に導くためには、投資エリアの選定が非常に大切です。地域ごとにニーズが異なるため、投資先を間違えると空室リスクに悩まされてしまうことも。
今回は、不動産投資におすすめの地域を紹介します。
東京23区
安定してニーズが高いのが、東京23区でしょう。日本の人口は減りつつありますが、23区の人口は増加を続けています。東京都が発表した「東京の将来人口」(https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/basic-plan/jinkou.pdf)によると、今後もしばらく人口の増加が続き、区部は2035年にピークを迎える予想なのだとか。
したがって、この先もニーズの高い状態が継続すると考えられ、空室リスクの心配も少ないでしょう。
未婚率が上昇しているのもあり、これからはワンルームマンションへのニーズも高まるとした試算も出ています。
埼玉県さいたま市
さいたま市は、旧浦和市や大宮市、与野市、岩槻市などが合併してできた街です。
県内や都内などへのアクセスに優れ、ベッドタウンとしても栄えています。埼玉は、同じくベッドタウンである神奈川と比較して、1平方メートルあたりの地価は10万円以上安いとのこと。低コストで投資できるのもメリットの1つです。
神奈川県川崎市
都内の物件は価格が高く、手が出しにくい方もいるでしょう。
川崎市は東京へのアクセスに優れ、新橋や東京へは20分程度で行くことができます。都内の会社に通勤しやすいこともあり、ニーズの高いエリアの1つ。
投資物件数も比較的たくさんあるため、選択肢の多さも魅力です。
愛知県名古屋市
名古屋市は地価が安定しています。さらに、2027年のリニア中央新幹線開業に向け、再開発が活発化しているので、さらに開発が進めば地価高騰が期待できるでしょう。大都市と比較して物件価格が安く、学生などの若年層も多いため、単身者向けの住宅ニーズの希望が持てます。
福岡県福岡市
物件価格が安い地方都市から選びたい…と検討している人におすすめなのが、福岡市です。
福岡市が発表している「福岡市人口ビジョン」(https://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/49519/1/jinkou_vision.pdf?20190530162109)では、人口のピークは2035年とのことなので、しばらく賃貸ニーズは維持できるでしょう。
天神や博多駅の周辺ではいくつかの再開発計画もあるため、これからの状況によりさらなる発展も期待できますね。
まとめ
おすすめの地域にはそれぞれ特徴があります。検討しているエリアや物件の規模からターゲットを想定し、賃貸ニーズを想定しつつ、なるべく現地調査を行うようにしましょう。
まだ人口増加が見込める都内はもちろん、ベッドタウンもおすすめのエリアです。不動産投資で達成したい目標を決めて、エリアを選んでみてはいかがでしょうか。